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【0.5階の使い道(収納)【天井高⑤】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
冬至 初候 乃東生ず(なつかれくさしょうず)
冬将軍ご出身はどちら?
朝早く出かけるのも、夜遅く帰るのもメチャクチャ寒くなりましたよ。この寒さはいったいどこから来るのでしょうね。
冬将軍のせいなんですね。犯人は分かっているのですが…どうすることもできないのです。
では、では…
冬将軍はどこ藩出身の方でしょうか??
「冬将軍」はシベリア気団。もしくはシベリア気団がもたらす厳しい寒さを意味するんですね。
そのいかにも強そうな響きには、相当な冷え込みと雪を覚悟させる説得力がありますよね。
以前てっきり日本の将軍かと思っていたのですが、じつはロシアの将軍だそうです。
1812(文化9)年、フランス皇帝・ナポレオンがモスクワに遠征するも、その寒さと雪に撤退した史実をイギリスの新聞記者が「霜将軍(GeneralFrost)に敗れる」と表現して誕生しました。
「霜将軍」が日本で「冬将軍」となった経緯は定かではありませんが、冬の気象用語として親しまれています。
【シベリア気団】
冬にシベリアに発生する大陸性寒帯気団のこと。日本付近までやってきた場合、日本海上で熱と水蒸気を受け、日本海側に多くの雪をもたらします。
【東京タワー完工の日】
1958(昭和33)年の今日、総合電波塔として建設された東京タワーが完成しました。現在はその役割を東京スカイツリーに譲ったものの、東京のシンボルとして多くの人に愛されています。
【0.5階の使い道(収納)【天井高⑤】
前回は、【半音階いれて、タン・タ・タン【天井高④】
https://heiwadai.jp/tennjoumerihari/をお伝えしました。(前回の青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、良かったらタップしてお読みください。
今回は、【0.5階の使い道(収納)【天井高⑤】を、お伝えします。
それでは、よろしいでしょうか?!
【2階の上の収納=季節ものの保管】
2階の上部は室温が高くなりがちな場所です。乾燥状態が保たれやすく、カビや虫を嫌う季節モノの衣類や雛(ひな)人形などの保管に向いています。屋根の通気を確保して換気用の窓を設ければ、熱が籠(こも)らず多目的な収納スペースとして使用することが可能です。
【1階と2階の間の収納=食材などのストック】
温熱環境が安定し、位置的にも使い易い1・2階の間は、使用頻度の高いモノの保管に向いています。食料品、雑貨、洗剤などの買い置きや清掃用具の収納に効果を発揮します。
【1階の下=アウトドア系】】
玄関にも近い場所なので、アウトドア系のグッズやスポーツ用品などの収納に効果を発揮します。重いモノも、ここなら出し入れが大変ラクなスペースです。室温が上がり難(にく)い一方、湿度が高くもなりますので衣類などの保管には向いていません。
【0.5階の使い道②吹き抜け】
[1.5層あればよい]
吹き抜けというと1階の床から2階の天井までスコーンと抜けている状態を思い浮かべる人が圧倒的に多いのではないでしょうか。ところが、天井の存在感というのは高さが3mを超えたあたりから急速に薄れていきます。
ということは、吹き抜けの高さは1.5層分もあれば十分ということになります。この0.5階という使い方は吹き抜けにも十分に利用価値があるのです。