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[地下室は倉庫ではありません〈住まいを考える②〉]

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今回も独断と偏見で、旧暦のお話から、入らせていただきます。
小暑 初候 温風至る

白南風(しろはえ)と黒南風(くろはえ)

白南風 この時期、白南風(しろはえ)と黒南風(くろはえ)という名の風が吹きます。

 

 七十二候で小暑の初候は温風至るです。南風が温風を運んでくるということで、およそ七月七日の七夕から七月十一日ごろのことです。

 

 

黒南風 そして梅雨の晴れ間や、梅雨明け間近のころ、あるいは梅雨明けした青空に吹く雲を吹き飛ばすような南風を、白南風(しろはえ)と呼びます。それとは対照的に、梅雨空に吹く湿気たっぷりの南風は、黒南風(くろはえ)といいます。

 

 

北原白秋

 黒から白へ、空も風も人の心も晴れ晴れと澄み、いよいよ夏が来ます。

 

 

 

 

 

 

[地下室を倉庫と思っては大間違い〈住まいを考える②〉]

地中の温度は夏でも冬でも季節にもかかわらず、以前にも、おはなしたとおり、常に安定しています。【《床下はエネルギーの宝庫》 自然の冷風は床下にひそむ】
なので、地中に造られた地下室も地上の外気の影響を受けにくい環境にあります。夏に地下に入ると涼しく感じます。冬は寒く感じても、外気温と比較すれば室温は高いはずです。その夏に涼しく、冬に暖かく感じる温度差を利用するというわけです。
床に20㎝四方の穴を開け、ファンで風を地下室から送るだけの簡単な装置で良いのです。できれば、吹き出し口は夏には上の方へ、冬は下の位置にあれば望ましいのです。

 

・夏の場合

練馬の夏の地下室利用

 

 

 

 

 

 

 

①夏は地下室の空気を吸い上げ、1階の上のほうから吹き出します。冷気は下に溜まる特性があるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・冬の場合

練馬区の冬の地下室利用

 

 

 

 

 

 

 

 

②冬は地下室の天井付近の空気を1回の床部分から吹き出します。暖かい空気は自然に上昇気流となって昇っていきます。

 

〈夏と冬の地下室をより快適に〉

夏の自然エネルギー利用床下が涼しいのなら、地下室はそれ以上に涼しいのは間違いありません。これも井戸水と同じように地中の温度が安定しているため、外気温と比べて夏は涼しく、冬は暖かく感じるのです。最近は、敷地が徐々に狭小化したことで、音楽や映画を鑑賞するための部屋を地下に求めるケースが多くなってきました。ところが、地下を居室として使用する際には、ドライエリアなどを設けて、採光通風が十分な住環境を確保しなければなりません。

図に示した地下室は少し理想化したものですが、夏の時期には、地下の低い気温が微風をつくります。そこに、パーゴラの緑やお菊葉を茂らせれば、樹木の緑陰などによってより住みやすい環境になります。
地下が倉庫などになっている場合には、簡単なダクトとファンで上の階に冷気を送風すれば、パッシブな冷房になります

冬の自然エネルギー利用

 

冬寒くなる時期には、パーゴラの植物や落葉樹は葉を落とすため、日差しを取り込むことが可能となります。

by株式会社 大東建設 阿部正昭

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