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【エコロジーに繋(つな)げるなら浴室の省エネを考える[浴室4]】
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
芒種 次候 腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)
オリンピック・シンボル
ところで、来年のフランス開催が話題となっているオリンピックですが…
オリンピックシンボルってなんのことだか分かりますか?
今日は、国際オリンピック委員会(IOC)が五輪旗を制定した日です。あのマークの正式名称は「オリンピック・シンボル」。
白地に向かって左から青・黄・黒・緑・赤のW字型に配された輪は、世界の大陸(アジア・ヨーロッパ・アフリカ・南北アメリカ・オセアニア)をあらわしています。
重なりあう輪に、世界中の国々がスポーツのもとに集い、競い合いながら友好を深めるという、オリンピックの理念が込められているそうです。
では、なぜこの5色なのか?という疑問の答えは「国旗」。五つの輪の色に白を加えれば、世界のほとんどの国旗が描けるため選ばれたといわれています。
・今日をたのしむ
【五輪旗制定記念日】
紀元前から行われていた古代オリンピックの終焉(しゅうえん)は393年。
それから1500年後の19世紀の終わり、フランス人男爵ピエール・ド・クーベルタンの呼びかけによって近代オリンピックが復活・開催されました。五輪旗もまた彼による考案。1914(大正3)年の今日お目見えしました。
【山王祭】
江戸三代祭としても名高い山王祭が日枝(ひえ)神社(東京都)で行われます。
神田明神の神田祭と交互に開くため、西暦の偶数年の開催。
かつては将軍から庶民まで、江戸中を巻き込んで行ったというお祭りです。
現在は皇居周辺をはじめ永田町、霞ヶ関、銀座などを、神輿(みこし)や山車(だし)を引き連れた時代行列が練り歩きます。
・季節をたのしむ
【ジュンサイ】
ハゴロモモ科の水生の多年草。葉茎が透明なゼリー状の粘液に覆われているのが特徴。
若い葉や花の蕾(つぼみ)をおひたしや酢の物、椀種(わんだね)にしていただきます。
今日は【五輪旗制定記念日】なのですが、オリンピックは紀元前からずっと途切れなく続いてきたわけではなかったんですね
紀元前から行われていた古代オリンピックの終焉(しゅうえん)は393年。
それから1500年後の19世紀の終わり、フランス人男爵ピエール・ド・クーベルタンの呼びかけによって近代オリンピックが復活・開催されました。
五輪旗もまた彼による考案。1914(大正3)年の今日お目見えしました。
再開されてから、まだ100年足らずなのです。
46 5戊【エコロジーに繋(つな)げるなら浴室の省エネを考える[浴室4]】 2-168()~170(4)
前回は【家の中でもっとも危険な場所!?[浴室3]】のお話でした。(青字をタップ)
今回は『浴室』編の4回目【エコロジーに繋(つな)げるなら浴室の省エネを考える[浴室4]】を前回の復讐を交えながら、お伝えさせていただきます。
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※データ出展;日本エネルギー経済研究所
【家庭におけるエネルギー消費】
グラフから見て分かるとおり、給湯のエネルギー使用料は大きく、暖房と併せると半分以上の大部分を占めます。このエネルギー削減のために各メーカーそれぞれ共にアイデアを出し合っています。
暖房をどっぷりとお風呂に浸かるとそれだけエネルギーを使用するということになります。
【3・11の震災以降、省エネの意味が変わった】
東日本大震災以降「省エネ」に対する考え方が「美徳」から「文化」に変わったように感じます。街の明かりが暗くなった時、日本中、みんなで省エネルギー活動しているのだなぁと実感しました。
生き延びるためには、サステイナブル(持続可能)なエネルギーの開発の必要性を認識させられました。そして、住宅の省エネは、浴室と切っても切れない深い関係があります。
それは住宅の使用エネルギーの約30%が、浴室の給湯で消費されているからです。
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【省エネ効果を上げるには給湯器の位置が重要】
左のNGケースの場合、なぜ給湯器の位置を道路奥にして、給湯を大消費する、水廻りから離してしまったのか?理由は簡単で、道路から給湯器が丸見えになって見栄えが悪くなってしまうのを建築家が嫌ったからです。
大抵の建築家は建築依頼主をクライアントと呼びますが、実際には人の家を自分の作品として扱うところが多いような気がします。
ですから、住む人の実よりも自分の名を取るのです。外観を気遣う建築家の意見だけを通した配置ということになります。熱効率を考えると給湯器の位置は、配管による熱量ロスの少ない右下図のケースが適切だということになります。
【給湯器がカギを握る浴室の省エネ対策】
ご存じ。給湯器は、お湯を沸かすための機械に他なりません。ですから給湯器の性能が省エネの大変大きなカギを握るわけです。ところが、それだけではありません。給湯器と浴室、キッチンの3つの位置関係で、より効果的な省エネが可能となるのです。
設計段階でキッチンと浴室は、できるだけそばに配置します。配管スペースをまとめることもさることながら、給湯器からの長くなればなるほど、配管内のお湯の温度は熱が奪われ下がっていくという単純な理由です。
給湯器が浴室から離れてしまう場合、その理由のほとんどが、「外観が恰好悪くなる」「点検ができない」「通路の確保」などが挙げられます。ところが、これらの問題点は設計段階でいくらでも処理解決できる事柄です。では、設計段階で、キッチンと浴室が離れてしまったら給湯器の位置はどうしたらいいのでしょう?
その解答は、浴室の近くを優先するが正解です。理由は既にお分かりだと思いますが、シャワーなどを使用する場合には設定温度に達したお湯が早急に必要だからなのです。ですから、給湯器、浴室とキッチンの3つの関係は複雑にせずにできるだけ近くに配置するに越したことはありません。
効率的なエネルギーの使い方を目指してはいかがでしょうか?