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【畳数表記 面積 ×0.605、面積÷1.62】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

大寒 初候 款冬華さく(ふきのとうはなさく)

「大寒(だいかん)」初日です。

寒さも底の底、一年でももっとも冷え込む時季となる大寒を迎えました。立春から始まる二十四節気の、最後の節気でもあります。
厳しい天候に春が待ち遠しくなりますが、凍てつく寒さがもたらす恵みもあります。この時季に汲まれる水である「寒の水(かんのみず)」です。

一年でもっとも冷たく、澄み切った寒の水は、清らかな水が必要な日本酒や味噌、醤油の仕込みに欠かせません。日本全国の酒蔵や醤油工場、味噌工場では、寒仕込みの真っ最中。

日本酒は春先に、味噌や醤油は秋過ぎに仕上がります。

そうなんです。寒いのは誰しも嫌なことですが、寒くないと困ってしまうこともあるんですね。世の中、必要必然で成り立っているんですよね。すべてのことは逃げずに、受け入れていかなければですね。

【款冬華さく(ふきのとうはなさく)】

大寒の初候は、雪の下から顔を出すフキノトウが主役です。キク科のフキノトウは、なんといっても、ほろ苦さと香りが身上なんです。

葉が開く前に天ぷらやおひたしにしていただきます。高血圧の予防に効果があるカリウムやリンが豊富に含まれていますし、女性にうれしい食物繊維もたっぷりの春の使者なのです。

【二十日正月(はつかしょうがつ)】
今日は
【二十日正月(はつかしょうがつ)】

といって、お正月の祝い納めです。片づけ忘れているお正月飾りやお供え物などがあるならば、きちんと処分しなければなりませんね。

ー二十四節気ー
【大寒】

しつこいようですが、今日から大寒です。
吐く息が凍り、大地も空も凍てつく沈黙の季節がはじまります。
そのさなかで、フキノトウは春へ向けて開花をゆっくりとはじめます。

ー大寒◇初候 【ふきのとう花咲く】

雪や霜の下からぐぐっと顔を出したふきのとうが、花を咲かせ始めています。
野の明るさを忘れてしまう冬に、フキノトウの苦みは春の力強さを思い出させてくれます。

【畳数表記 面積 ×0.605、面積÷1.62】

 

前回は 和室は用途を明確にして隣室との繋がりを重視する【和室 CASE1】

 ※https://heiwadai.jp/rinnsitutonotunagarinoaruwasitu/

というタイトルでお伝えしました。(前回記事を、お読みになりたい方は、リンクを張っておきましたので、青字の前回タイトルをタップしてください。直接飛びます。)

今回は和室シリーズの第2回、

【畳数表記 面積 ×0.605、面積÷1.62】をお伝えさせて頂きます。

それでは、よろしいでしょうか?

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【(壁芯)面積×0.605 or面積÷1.62=畳で乗数表記】

ここでは、部屋の面積を畳の枚数に換算する方法と、客間や個室として利用するにあたり最低限必要な「就寝、接客、収納」の各空間寸法についてまとめます。

【① 乗数換算方法】

●壁芯面積×0.605=畳として計算するのが一般的ですが、「(不動産の表示に関する公正競争規約」とその施行規則では1畳の面積を1.62㎡以上とすることと定められています。いずれかの方法で計算してください。

例)3.75m×3.75m(壁芯面14.06㎡)の部屋を、㎡×0.605で計算すると8.5畳で、㎡/1.62で計算すると8.6畳となります。

【② 就寝スペース】

布団一組に必要なスペースは、幅1.5m×奥行2.4mです。布団周囲に通行スペースも必要なことから、布団2組みを敷くためには幅3.6m×奥行3.2m程度の空間が必要になります。

【③接客スペース】

着座に必要な幅は0.6mなので、4人用の座卓は1.2m(1.35m)、6人用は1.8mの幅が必要となります。座卓の奥行きは0.8mです。また、座布団の後ろと座卓周辺には、接客用の通路の他、立ち座りや挨拶の動作に支障がないように0.6m以上のスペースを確保することをお奨めします。

【収納スペース】

用途により必要収納量は大きく異なります

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□ 【乗数換算の例】

【㎡×0.605で乗数換算した例】

タテ↓ ヨコ→ 2.5 2.75 3.0 3.25 3.5 3.75 4.0  
2.5   3.8 4.2 4.5 4.9 5.3 5.7 6.1  
2.75   4.2 4.6 5.0 5.4 5.8 6.2 6.7  
3.0   4.5 5.0 5.4 5.9 6.4 6.8 7.3  
3.25   4.9 5.4 5.9 6.4 6.9 7.4 7.9  
3.5   5.3 5.8 6.4 6.9 7.4 7.9 8.5  
3.75   5.7 6.2 6.8 7.4 7.9 8.5 9.1  
4.0   6.1 6.7 7.3 7.9 8.5 9.1 9.7  
                   

※イラスト

 

 

換算表の8畳は畳8枚の広さであって、部屋の形が正方形になるとは限りません。縦横の辺長が違い過ぎると畳の形が歪(いびつ)になり不自然なため、8畳は1:1、6畳は3:4  の比率を目安に板畳を入れて調整することをお奨めします。

※イラスト

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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