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隠れ家の空間のつくり方【たまり②】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

雨水(うすい)次候 【霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)】
 
 

植物園へ行こう!

 
年齢を重ねるにつれて、春を心待ちにする思いが強くなってきました。
 
雪国生まれでもないし、寒さに弱いということもありませんが、なによりも「花」を待ちわびています。
 
うら寂しい冬の街並みが、次第にとりどりの花に彩られていく。そのうつろいを目と香りで感じるのは、春の歓びそのものです。
 
1875(明治8)年の今日、日本初の近代的植物園である小石川植物園(東京都)が開園しました。
 
この時季見られるのは梅、マンサク、アセビ、木瓜(ぼけ)、水仙など。
 
「この花、なんて名前だろう?」という疑問がすぐに解決できるのが、植物園の醍醐味でもあります。
 
春を探しに、いざ、植物園へ!
 
・今日をたのしむ
 
【山野草】
 
道端や草むらでも春の山野草が顔を出す時季です。
 
コバルトブルーが遠目にも目立つオオイヌノフグリや、それよりも小ぶりでピンクがかった紫色のイヌノフグリ、日当たりのいい場所では、タンポポの黄色が見られるようになります。
 
これから花をつけるものも、葉の緑が生き生きとしてきます。
 
つい「雑草」と一括りにしてしまいますが、植物学者・牧野富太郎は「雑草という草はない」と語りました。
 
ちなみに牧野富太郎さんの家と植物園はオレの住んでいる地域にあります。小学校では、社会科見学でも観にきたんですよ₍₍(  ´ ᵕ `  *)⁾⁾
 
・季節をたのしむ
 
【キウイ】
 
一年を通じて手に入るキウイですが、国産は今が旬。
 
ビタミンCとともにビタミンEも豊富に含むため、風邪予防。美肌効果などが期待できます。
 
穏やかな酸味は、疲労回復に効果があるクエン酸やリンゴ酸によるもの。気温が不安定なこの時季の体調管理にうってつけのフルーツです。

 隠れ家の空間のつくり方【たまり②】https://heiwadai.jp/picturewindows

前回は、ホッとする『たまり』がある家【たまり①】           

https://heiwadai.jp/picturewindows/『たまり』の1回目(初回)のお話でした。

今回は、隠れ家の空間のつくり方『たまり』の2回目となります。

それでは、よろしいでしょうか?!

【ホッとする空間『隠れ家』】

ただ今引きこもり中

「凹ませ型」は強い安心感

凹ませ型

 

 

 

 

隠れ家式のたまりは、メインの動線から少し外した位置に設けるのが定石といえます。その上で、ひと部屋丸ごと押し出すようにつくる「凹ませ型」の「たまり」は、「背中が守られる安心感」が大変強いので、いつまでも籠(こも)っていたくなる「たまり」です。

読書や昼寝にこれ以上ないくらい最適な空間といえます。いうなればレストランのボックス席のようなものです。

 

【境界をはっきり示す「ブース型」】

ブース型

 

ブース型「たまり」

 

 

たまりを囲む壁の存在感を、凹ませ型よりさらに強めるとしたら「ブース型」です。境界がはっきり示されますので、個室のように集中できる環境になります。ここでのポイントは部屋同士で大きな窓を設けたり、間仕切りを低めにしたりして、完全に閉じない状態をつくるのが秘訣といえます。

 

 

 

 

 

【多種多様な止まり木タイプ】

 

止まり木的役割

【大きなテーブル】

止まり木式たまりは、間取り上の工夫を必要としないものもたくさんあります。たとえば大きなテーブルがリビングにドーンと適切な位置に配置するだけで、たまりとして十分機能し始めます。サバンナで鳥や動物たちが水場に集まってくるような感じです。

 

 

 

窓辺の室内縁側

【窓辺の段差は「室内の縁側」】

窓辺には人を引き寄せる魅惑的な空気感が漂っている空間といえます。ただし、その窓が壁一面の「掃出(はきだ)し窓」では物理的に寄りかかれません。ではどうすれば「たまり」として使えるでしょうか?

窓に接する床を人が座れる高さ(36cm~43cmくらい)まで持ち上げてみればいいのです。すると、窓辺が正に「室内の縁側」になり、魅惑的な空気感が漂(ただよ)いだします。いつまでも寛(くつろ)いでいたくなる場所へと早変わりします。

 

 

階段下を利用

【「階段屋根」の下を腰掛け空間に】

たまりの上に「屋根」があると、空間の存在感が強調され、ついこもりたくなります。階段は下から見上げれば立派な「屋根」。収納やトイレに活用される階段下を、敢えて、たまりとしてムダを残しておくのも悪くないものです。

 

 

 

 

※※【心と身体には確かな拠り所が必要です】

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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