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[吹抜け・段差]平面の技(ワザ)を90度回転でウルトラC【天井高⑦】

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今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。

雨水(うすい)初候 土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)

ひと足お先のお花見、河津桜(かわづさくら)まつり

知り合いが、以前この時季にゴルフに行ってきたのですが、桜が満開だったといってました。

まさかと思ったのですが、
実は一年中、桜は日本のどこかに咲いているというのですから驚きです。

というのも、桜の品種は300以上。年に二回咲くものや、秋から早春まで花をつけるものなどさまざまなのです。

今頃に開花している早咲きの桜として知られるのは、河津桜(かわづざくら)でしょう。二月上旬からほころびはじめ、約一か月にわたって、淡紅色の花をつけます。

河津桜の原木は、1955(昭和30)年、静岡県賀茂郡河津町で発見されました。町名を冠し、大切に増やされた並木は同町のシンボルとなりました。

2月上旬?3月上旬の「河津桜まつり」は、ひと足早いお花見をたのしむ人々で賑わいます。

・今日をたのしむ
【日刊新聞創刊の日】

今日は【日刊新聞創刊の日】なんですね。

1872(明治5)年の今日、現存する新聞のなかでは最古となる日刊新聞「東京日日新聞」(現在の毎日新聞)が創刊されたことに由来しています。

純然たる「日本初」は、1870(明治3)年に創刊された「横浜毎日新聞」です。

・季節をたのしむ
【ワサビ】

河津町の位置する伊豆半島では、ワサビの栽培が盛んなんです。いわゆる本ワサビってやつです。

お寿司やお刺身には、何を置いても欠かせませんね。ワサビ独特のツンとした辛味は冬にもっとも増すんですね。

【[吹抜け・段差]平面の技(ワザ)を90度回転でウルトラC【天井高⑦】

前回は、【2.5階ロフトとスキップフロアのつくり方【天井高⑥】

2.5階ロフトとスキップフロアのつくり方【天井高⑥】

        をお伝えしました。(前回の青字のタイトルにリンクを張っておきましたので、良かったらタップしてお読みください。

今回は、【[吹抜け・段差]平面の技(ワザ)を90度回転でウルトラC【天井高⑦】を、お伝えします。

それでは、よろしいでしょうか?!

『アイデアのつくりかた』(ジェームス・W・ヤング/阪急コミュニケーションズ)

という古典的名著があります。そこに書かれている「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という言葉に、私はハタと閃(ひらめ)きのようなものを感じました。

以前このブログの今シリーズでお伝えした「間仕切りなし」「抜け」「たまり」「奥行き」といった間取りの質を上げるテクニックに、「縦方向」という要素を組み合わせると、断面の間取りをさらに豊かにするアイデア、「吹抜け」「段差」という二大テクニックが生み出されるからです。

間仕切り壁を減らすと室内が広々となるように、吹抜けで一階と二階を仕切る床面を減らすことによって、体感する気積が増大し、さらに広々とした家に生まれ変わります。

また、床の高さに段差を付けることによって、段差がそのまま「たまり」になります。視線が制御されるので奥行き感も生まれてくるのです。ぜひお試しされることをお奨めします。

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【(平面)壁なしのアイデア=(断面)床なしのアイデア』

※1(平面)

【間仕切りを減らした平面図】

広々とした住まいに変化するのです。

※2(断面)

【床面を減らした断面図】

さらに広々とした住まいに変わります。

※3[風が抜けにくい]

※4[風が抜け易い]

【床が抜ければ、風も抜ける(重力換気)】

たとえば、1階の北側に水廻りを集中させる間取りは(実際、現実的にはそのような間取りになることが多い)、プライバシーに配慮して間仕切り壁をつくらざるを得ないので、南側の窓から入った風が北側の窓に抜けていくルートを確保しにくくなります。

その点、吹抜けのある間取りであれば、南からの風が吹抜けを介して2階の北側へ運ばれます。建物全体の風通しの確保、湿気や匂いの滞留を防ぐという意味でも、吹抜けは重要な役割を果たすといっても過言ではありません。(不動産図面には間取りしか表現されていないので、不動産業者さんの的確な補足説明がなければ、吹抜けはまったく関係なくなってしまいます。)

by株式会社 大東建設 阿部正昭

 

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