BLOG
ブログ
【魅せる収納・隠す収納】[ちょっとした工夫⑮]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
雨水(うすい)次候 【霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)】
植物園へ行こう!
年齢を重ねるにつれて、春を心待ちにする思いが強くなってきました。
雪国生まれでもないし、寒さに弱いということもありませんが、なによりも「花」を待ちわびています。
うら寂しい冬の街並みが、次第にとりどりの花に彩られていく。そのうつろいを目と香りで感じるのは、春の歓びそのものです。
1875(明治8)年の今日、日本初の近代的植物園である小石川植物園(東京都)が開園しました。
この時季見られるのは梅、マンサク、アセビ、木瓜(ぼけ)、水仙など。
「この花、なんて名前だろう?」という疑問がすぐに解決できるのが、植物園の醍醐味でもあります。
春を探しに、いざ、植物園へ!
・今日をたのしむ
【山野草】
道端や草むらでも春の山野草が顔を出す時季です。
コバルトブルーが遠目にも目立つオオイヌノフグリや、それよりも小ぶりでピンクがかった紫色のイヌノフグリ、日当たりのいい場所では、タンポポの黄色が見られるようになります。
これから花をつけるものも、葉の緑が生き生きとしてきます。
つい「雑草」と一括りにしてしまいますが、植物学者・牧野富太郎は「雑草という草はない」と語りました。
ちなみに牧野富太郎さんの家と植物園はオレの住んでいる地域にあります。小学校では、社会科見学でも観にきたんですよ。
・季節をたのしむ
【桜鯛(さくらだい)】
鯛が産卵前に身太りし、桜色に色づいてきました。今夜は一足早く、桜鯛で春を迎えませんか。
[桜鯛]全国の岩礁地帯で水揚げされる鯛には様々な料理の仕方があります。愛媛の鯛めしは昆布と一緒にお米を土鍋で炊いたもの。また、九州の漁師料理から生まれた鯛茶漬けは、鯛の刺身にゴマだれをかけてお茶漬けにしたものです。
【キウイ】
一年を通じて手に入るキウイですが、国産は今が旬。
ビタミンCとともにビタミンEも豊富に含むため、風邪予防。美肌効果などが期待できます。
穏やかな酸味は、疲労回復に効果があるクエン酸やリンゴ酸によるもの。気温が不安定なこの時季の体調管理にうってつけのフルーツです。
【魅せる収納・隠す収納】[ちょっとした工夫⑮]
前回は【収納を上手にプランニングして片付け上手をめざしましょう】[ちょっとした工夫⑭]
https://heiwadai.jp/seirisyuunou-3/についてお伝えさせていただきました。
(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)
今回は【魅せる収納・隠す収納】[ちょっとした工夫⑮]についてお伝えしたいと思います。
収納の目的と使い易さを考えて収納場所を決めた後、魅(見あ)せる収納にするか、隠す収納にするかを、次に上げる2点で確認(チェック)して下さい。ひとつは、取り出す際の作業量の違いです。魅せる収納の場合は、そのまますぐに取り出して使うことが可能ですが、隠す収納ににすると、「扉を開ける→物を取り出す→扉を閉める」という3つの動作が必要となります。
そしてしまうときも同様の動作が必要となります。そのものを使う頻度と作業量の両面から確認、チェックすることが重要なのです。
もうひとつの確認ポイントは、収納するものの色や形などの多様さとなります。例えばキッチンの本などには、カラフル、可愛らしい、シックなどテイストに統一感のある道具をずらりと並べた魅せる収納実例がたくさん載っています。
ところが、手持ちの調理器具に統一感がない場合や、上手にコーディネイトして並べる自信がない場合は、魅せることを想定してデザインや色を統一したものに買い替えるか、棚の中にうまく収納してしまうのがお奨めです。
色や形に統一感があってスッキリと纏(まと)まるなら魅せる収納で、ゴチャゴチャして纏まりがないなら隠す収納がお奨めです。
その際には、整理収納アドバイザーで使っていた手法なのですが目録を用意して張っておくと大変便利です。
引き戸を開ければ、収納物が一目瞭然
リビングのテレビボードの上下に魅せる収納棚にすることをお奨めします。
………………………………………………………………….
【◎普段使わない使用頻度の少ないモノの収納】
扇風機や暖房器具、スキー板やスノーボードなど、決まった季節にしか使わないモノは、納戸や屋根裏収納などの大型収納にしまうようにします。思い出の品や子どものころに使っていたモノでどうしても捨てられないモノなど、普段使わないモノも同様です。
子どもの成長とともに、モノはどんどん増えてきます。それを見越して、子ども部屋や廊下の一部などに事前に収納スペースをきちんと用意しておくことがポイントとなります。2階の床下収納には、使わなくなったおもちゃや賞状などの小さな思い出の品を収納するのに便利ですが、実際には、その都度、モノは整理していくことが基本的にはモノを減らす技術であることは違いありません。
【専門家からのアドバイス】
どうしても処分や整理できないモノのために、家の中の収納だけでなく、庭に置くタイプの物置なども活用されることをお奨めします。
………………………………………………………………….
小屋裏収納
ロフト
外部収納