BLOG
ブログ
【採光・通風・換気で、健康通しお洒落な雰囲気に!】[ちょっとした工夫⑱]
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
芒種 次候 腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)
はじかみ
驚きです。日本には香辛料の神さままでいたのです。
日本で唯一の、香辛料の神さまである波自加彌神(はじかみのかみ)を祀(まつ)る神社があります。
石川県金沢市にある波自加彌神社です。
社名と神名に冠された「はじかみ(薑)」とは生姜や山椒などを意味する古語で、毎年6月15日に「はじかみ大祭」を斎行(さいこう)するそうです。
奈良時代、波自加彌神(はじかみのかみ)が湧き上がらせた霊水「黄金清水(こがねしょうず)」によって干ばつを乗りきった人々が、自生していた生姜を供え感謝したのがはじまりとされる奇祭です。
今はたくさんの根生姜に加え、全国の食品業者が生姜を用いた商品を奉納します。
そして、参拝者には黄金清水を使った「生姜湯」が振る舞われ、みなで無病息災を願うそうです。
・今日をたのしむ
【生姜の日】
日付は「はじかみ大祭」に由来。古くから親しまれてきた生姜には、辛味成分のジンゲロールと、加熱して生まれるショウガオールがたっぷり。いずれも血行を促進し、体をあたためてくれます。
・季節を愉しむー旬を併せて
【暑中見舞いの日ー旬の日】
暑中見舞い用のハガキがはじめて発売されたのは、1950(昭和25)年の今日のこと。現代では梅雨明けから立秋までの期間に出すのがマナーとされています。
親しい人から届く文(ふみ)は特別なモノ…蒸し暑い夏に爽やかな涼風をもたらしてくれます。
【暑中見舞い】
葉書を送るタイミングは、相手の方の地域が梅雨明けしたころです。
近年では、結婚や出産の報告を暑中見舞い葉書に兼ねてお知らせする方も増えています。
【採光・通風・換気で、健康通しお洒落な雰囲気に!】[ちょっとした工夫⑱]
前回は 【ウォークインクローゼットのつくり方】[ちょっとした工夫⑰]
のタイトルでお伝えさせていただきました。
(前回のブログにリンクを張っておきましたので、読みたい方は青字のタイトルをタップしていただければ記事に飛びます)
今回は【採光・通風・換気で、健康通しお洒落な雰囲気に!】[ちょっとした工夫⑱]についてお伝えしたいと思います。
【窓の位置や形で、住まいの快適さが変わる】
窓の大きさや取り付ける方角、数やデザインによって、家の外観や採光、通風や寒気が大きく変わってきます。明るく健康的な住まいを実現させるためには、採用するデザインにも拘(こだわ)ることをお奨めします。
空間に広がりが生まれるコーナー窓や、4枚引き違い窓、テラスやバルコニーへの出入り口につけたい全開口タイプ折れ戸やフランス窓、角度を自由に調節できる滑(すべ)り出し窓や回転窓。
また、複数のガラス板をハンドル操作で開閉するガラスルーバー窓やオーニング窓など、種々のバリエーションの中から選ぶことができます。外側に滑り出したり回転する窓は、可動範囲を確認して選ぶことが重要です。
【◎光と風を意識した換気計画】
たとえば、外からの視線を避けたい場所には、ハイサイドライトが適しています。また逆に目線が低めの和室にはローサイドライトを上手く配置することをお奨めします。北側階段や玄関などの明り取り用にはトップライトが適しています。
ですが、私は条件的に設置できるのであればトップライトより、ハイサイドライトがお奨めだと思っています。光が奥まで差し込んでほしい場所には縦長の窓を入れるなど、窓を取り付ける位置や窓の形によって、個性的で暮らし易い住まいにすることを心掛けたいものです。
窓は採光だけでなく、風が家全体をスムーズに流れ、上手く通気、換気ができるように計画して配置したいものです。各部屋には風が通るような方向に2つの開口部(窓とドアなどでもokです。できれば、引き戸)を設けるのがポイントとなります。
高い位置のトップライトは、リモコンで操作ができる電動式だと、簡単に開閉できて便利です。キッチンには小さくても開閉できる窓をつけると快適さが明らかに向上します。
壁面には小窓をいくつか嵌め込む場合は、採光だけでなく、換気のためにいくつかの部分は開閉できるものにしておくことをお奨めします。特に小窓の配置は、室内からの印象だけでなく、家の外観を大きく左右するものです。
家全体の調和とデザインを上手く組み合わせて快適さを追求されることをお奨めします。