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「洗面空間のゾーニング【洗面室 CASE 3】[必要空間]」
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
大寒 次候 水沢腹(みずさわあつ)く堅(かた)し(2024年今年大寒次候の最後の日)
氷の芸術
「水沢腹(みずさわあつ)く堅(かた)し」。沢の流れも暑く堅い氷となる、という七十二候があらわす通り、寒さの厳しい地域の滝は凍ったまま。
この時季だからこそ見られる氷の芸術をたのしむイベントを各地で開催しています。凍結した滝を意味する『氷瀑(ひょうばく)』の名を冠するのは、北海道上川郡上川町の「氷瀑祭り」。
石狩川河川敷を会場に、巨大な氷像が立ち並びます。アイスクライミングの体験場や氷の滑り台で、大人も子どもも大はしゃぎです。
埼玉県秩父市では高さ10m・幅50mにも及ぶ「三十槌の氷柱(みそづちのつらら)」をライトアップ。自然がつくり出した氷のオブジェを堪能できます。
・今日をたのしむ
【昭和基地開設記念日】
氷の芸術どころか大地が氷に覆われる南極大陸。かの地で行うさまざまな科学観測の中枢となっている昭和基地は、1957(昭和32)年の昨日、一月二十九日に開設されました。
そのときの大変な苦労が、南極物語でも映像化されていました。昭和基地は、戦後復興を世界にアピールするものだったんですね。
子どものころは、
南極観測船宗谷が、お台場に展示してあるのを観て、なんでこんな船がこんなところに置いてあるのかと全然分からないで観てたんですよね。
そのもの自体よりもその裏にあるものが貴重なのだと思いました。
サンデグジュベリの「星の王子さま」のようですね。
・季節をたのしむ
【ワカサギ】
氷上釣りが風物詩となっているワカサギは今が旬。産卵を控えたメスは特に美味で、天ぷらやフライがオススメ。表面がみずみずしく艶のあるものが新鮮だそうです。
「洗面空間のゾーニング【洗面室 CASE 3】[必要空間]」
前回は「ドラム式洗濯機の前は600mm以上必要【洗面室 CASE 2】[必要空間]」
https://heiwadai.jp/senntakukiokibaspace/というタイトルでお伝えしました。(前回記事を、お読みになりたい方は、リンクを張っておきましたので、青字の前回タイトルをタップしてください。直接飛びます。)
今回は「洗面空間のゾーニング【洗面室 CASE 3】[必要空間]」をお伝えさせて頂きます。
まずは前回のお浚(さら)いから進めさせて頂きます。
それでは、よろしいでしょうか?
【洗面室の必要空間寸法】
脱衣着衣に必要な寸法
1人の脱衣・着衣空間としては問題ありませんが、2人では窮屈で難しい。
幅を0.5m増やして(2.0m)にすると2人でも余裕ができる。→
【洗濯機の使用に必要な寸法】
ドラム式は、洗濯機正面に(600mm以上)の空間が必要となります。
縦型全自動洗濯機の場合は、横から作業できるので、必ずしも正面に空間はそれほど必要ありません →。
←(前回ここまで)
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(今回は、ここから)→
【④収納の奥行きは300mm以上がお奨め!】
〇タオルや洗剤、ストック用品を保存するために、洗面室内には必ず収納スペースは確保しなればなりません。ハンガー等の物干し用具、下着やパジャマ、紙おむつなども洗面室内に収納する場合があります。
洗面室内の必要収納量はライフスタイルの違いで大きな差が出るので十分に検討する必要があります。
〇収納の奥行きは【太 バスタオルを想定】すると【赤 300mm以上】必要となります。できれば脱衣かごも収納できる【赤 450mm以上】確保するとさらに汎用性が高まります。
※【洗面空間のゾーニングの例】
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【洗面台の使用に必要な寸法】
奥行きが1.5mの場合は、開き戸では使用者と干渉してしまうので引き戸が断然お奨め!
洗面台の前には600mm以上の空間を確保しなければなりません。出入り扉と干渉しない位置にあれば、さらに良いと思います。
【収納スペースの設置例】
浴室の扉をずらしてスペースを確保した例(可否はユニットバスのメーカーに可能かどうか必ず確認して下さい。)
洗面室と浴室の出入り口動線を集約してスペースを確保した例。→