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【設備機器の選定】慎重且つ早目の設備選び(屋内リフォーム⑨)
今回も独断と偏見で旧暦のお話から入らせていただきます。
処暑 次候 天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)
小さな冒険
今日は「冒険家の日」です。日本人冒険家たちの数々の偉業が、年は違えど多く達成されたことにちなんでいます。
私たちの日常と冒険は縁遠いものです。
でも見方を変えてみれば、なにも危険を伴う行為だけが冒険ではありませんよね。
たとえばいつもとは違うファッションに挑戦したり、普段は通らない道を歩いてみたり、ちょっとした変化も暮らしのなかの冒険です。
前人未到ならぬ、前私未踏。はじめてのお店、はじめての料理、はじめての場所など「初」をキーワードに一日を過ごしても面白そうです。
・今日をたのしむ
【冒険家の日】
1965(昭和40)年には同志社大学山岳部の南米遠征隊がゴムボートによってアマゾン川を源流から約1300Km下ることに成功し、1971(昭和46)年には植村直己さんが日本列島3千Kmを徒歩で縦断することに成功、1989(平成元)年には堀江謙一さんが小型ヨットでの太平洋単独往復に成功しています。
【富士山測候所記念日】
1895(明治28)年の今日、野中到(のなかいたる)さんが富士山頂に測候所を開設しました。彼は日本の気象学の発展のために私財を投げ打ち、みずから真冬の富士山頂にとどまり天候を記録しました。
【パッピーサンシャインデー】
8をハッピー、30を、サンシャインと読む語呂合わせ。太陽のように明るい笑顔で、ハッピーな一日を過ごしましょう。
【設備機器の選定】慎重且つ早目の設備選び(屋内リフォーム⑨)
【設備選びのタイミング】
[①リフォーム計画(プラン)の打ち合わせ]
打ち合わせの際、キッチンなどの設備の要望なども業者に伝えるようにしましょう。細部まで、すべてを決めなくても、希望のサイズ、スタイルは決めておいて、間取りに反映してもらいます。
[②リフォーム・リノベーションプラン・見積もりの確定]
このときまでに商品のグレードやオプションの採用などについて決めておくことをお奨めします。未確定のものがあった場合、いつまで待ってもらえるか必ず確認するようにします。
【③工事のスタート】
設備を完全に決定し、工事が始まります。基本的に工事開始後の変更は避けることをお奨めします。
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【間取りに大きく影響する、キッチンやバスのサイズ(寸法)】
キッチンやバスなど設備機器を交換する場合は、リフォームのプランニングの打ち合わせ時にサイズや位置、スタイルの希望を必ず忘れずに伝えておきましょう。
キッチンの場合、最初に決めておきたいのは間取りにも影響するサイズと対面型などのスタイル(8月10日ブログ【水廻りの移動】マンションでは戸建てに比較して水廻り移動範囲限定(屋内リフォーム⑧)参照)。←青字をタップすると参照ブログに飛びます。
システムキッチンの間口サイズは15㎝刻みくらいで選ぶことは可能ですが、どの程度のサイズが使用可能なのか?、位置の変更はできるかなど、設計の責任者(担当者)に聞いて決めておきましょう。
扉や天板のの素材、水栓、食器洗い乾燥機などの機器については基本的な間取りが決まってからでも大丈夫なのですが、費用に反映してくるので工事に着手するまでには必ず全て決めておくことをお奨めします。
とくに扉の面材のグレードは費用に大きく影響してきます。
システムキッチンを選定せず、造作工事でオリジナルのキッチンを設(しつら)える方法もあります。こちらはよりきめ細かくサイズの設定や素材の選択が可能です。
オリジナルの造作はリフォーム会社によって、できる場合とできない場合があるので、事前に確認しておくことをお奨めいたします。
バスに関してもサイズを変える場合は、最初に決めておく必要があります。システム(ユニット)バスの場合は、1坪や0.75坪タイプの規格がありますが、特注でサイズを決めることも可能です。ただし、できるメーカーは限られますので、そちらも事前確認が必要となります。
もちろん、バスについても造作でオリジナルバスが可能で、対応している会社ならば板張りの壁や、タイル張りの床にするなど好みで素材を選ぶことも可能です。(ちなみに、床、壁、天井、浴槽まで総ヒノキ造りのシステムバスもあります。ただし、こちらは選べるというよりも、総ヒノキ造りしかできません)
洗面化粧台も洗面室の広さとの兼ね合いでサイズを決めておく必要があります。既製品はサイズが規格化されていて、幅60㎝程度からあります。洗面ボウルを選んで、カウンターは好きなデザインで造作することも可能となります。
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【キッチンとバズの主なサイズ】
[システムキッチンの間口サイズ例]
規格サイズを元にサイズ調整が可能。高さの規格サイズは80㎝、85㎝、90㎝などがあり、微調整できます。
[システムバスのサイズ例]
120㎝、160㎝、200㎝主にこの三種類が多く見られ、マンションでは0.75坪が今までは多かったが、1418サイズ(1坪タイプ)が現在では主流になりつつあります。
スペースにゆとりがあれば、特注も可能です。